浅井戸・深井戸温泉ボーリング

水を取り巻く現状について

私たちの生活に欠かすことのできない水。水は、すべての生命を支えています。しかし、環境保全が叫ばれている現在、[雨水→河川→海洋→蒸発→雨水]という循環を繰り返す水の危機が問われているのも事実です。地球表面の水は、汚染から逃れられないという宿命を持っているのです。また、ここ数年、各地で頻繁に起きる渇水現象は、異常気象に加え、都市生活における上水使用量の増加や山間地域の開発や伐採、針葉樹の植樹などによる地表面の貯水率低下がその要因とされ、簡単な解決は困難だと言われています。

このような中で、環境の時代の新しいスタンダードとして注目されているのが、貴重な地下資源としての「深層岩盤地下水」。いわゆる「地下水」とは異なる、汚染の可能性の避けられない地表の水循環から切り離された、地中の奥深い岩盤の間にある地下水のことです。

深層岩盤地下水の特徴

深層岩盤地下水は、常に地中の高圧下の環境で、長い年月をかけて生成された水なので性質が安定しております。このため、事業用途に使用した場合のコストダウン(水道料金削減)、非常時でも水を安定供給できる非常時対策水源、渇水地域の農業・灌漑用水源、醸造用水源などとして早くから利用されてきました。もちろん、ある一定の成分を含有するものや高温の地下水は、温泉として大いに活用されています。

<安全な水源となる深層岩盤地下水>

①地表の循環水や浅地下水と異なり、産業廃水や生活廃水、大気中の化学物質による汚染がない。
②光が届かないので光合成が不可能になり、生命体が維持されず、動植物系の老廃物汚染がない。
③水棲細菌などの数も表層に比べ極端に少なく、大腸菌や有害細菌にほとんど汚染されていない。

今後ますます広がる可能性

その他、深層岩盤地下水には、ガンの原因となる活性酸素除去やアトピー症の改善など、治療効果に関するレポートも提出されるようになっています。この分野の効果や用途は研究や開発の途上にありますが、近年では植物(野菜や果物)の生育を促進するなどの効果が検証されているようです。すでに現在、種苗生産、野菜・果物の涵養、淡水での魚介養殖、食品製造、化粧品製造、温泉療法・医療などで利用されている例もあり、深層岩盤地下水は、今度の利用に向けてさまざまな可能性を秘めている資源であると言われています。
私たち創裕は、これまでの岩盤地下水の探査・掘削の豊富な経験を生かし、あらゆる用途に最適な深層岩盤地下水のご利用をご提案します。

許可番号

《サク井工事業》香川県知事許可(般-4)第7326号
※令和5年1月現在